建設会社の選び方で大切なこと
- 2024.04.30
- コラム
住宅建設などで利用する建設会社ですが、建築する建物の種別により、得意分野となる建築会社が異なります。戸建ての注文住宅なのか、投資目的の一棟建ての賃貸住宅なのかなど。本記事では、どのような点を意識して、建築会社を選んだら良いのかをお伝えします。
建築物の種類
一般的な方が建物建築の依頼をするのは、施主自身が住むことになる戸建ての注文住宅や投資を目的とする賃貸住宅。また、店舗や事務所と住宅との賃貸併用住宅などがあります。これらは、建築材料や大きさにも違いがあり、木造住宅や鉄筋コンクリート造、軽量鉄骨造などの建築材料で、建物の規模や敷地、建築目的、予算などに応じて選択されます。これらの建築物について、会社により建築内容により依頼先を選ぶと良いといことになります。
注文住宅での建築会社の選び方
注文住宅の工事を手掛けているのは、主に3つに分けられます。ハウスメーカー、工務店、設計事務所の3つです。それぞれの特徴がありますので、特徴のポイントを押さえて選ぶことが大切です。ハウスメーカーでは、大手の場合全国で展開をしており、施工の実績が年間で数万棟になるメーカーもあります。建材や設備を大量に仕入れることができるため、コストカットなどができ、施主などの顧客から喜ばれています。
工務店は、大工仕事に精通した職人気質に溢れている場合が多いです。設計にも携わる工務店もあり、住みやすさを工夫した建物の建築を行っています。地域密着型の工務店も多いため、地域の方の要望に応じて、新築での注文住宅の依頼の他にも、住宅丸ごとのリフォームの対応や住宅設備のリフォームなどちょっとしたリフォームの対応で、気軽に依頼できることも特徴のひとつです。
設計事務所では、主に建物の設計を依頼します。漠然としたイメージだけを持って、設計の依頼をすることも可能です。イメージを伝えることで、理想の住まいの設計を行ってもらえることが設計事務所の魅力です。他の建物とちがった特徴的な空間を得ることも可能です。デジタル情報の普及により、設計事務所とのコンタクトが取りやすくなり、好みの建築家と出会うこともできるようになっています。まずは、情報検索から気軽なコンタクトを取ることから、理想の住まいづくりを始めていかれます。建築をお願いする会社の選び方を工夫することで、理想の住まいづくりに一歩前進します。
建設会社でチェックするべきこと
建設会社の選び方で、大切になることは、次のようなことです。住宅が安全に建てられているか。営業の担当の方の提案力と人柄に満足できるか。アフターフォローはきちんとしているか。住宅の建築材料や外観が好みのものとマッチしているかなど、建築を依頼した後にトラブルの種とならないように、あらかじめきちんとした下調べなどの対応が必要です。建設会社の選び方で大切なのは、下調べした後にご自身の好みとマッチしているかを見極める事です。家族で住む使い勝手の良い住宅を依頼したいのに、外観や内観のお洒落さを追求するデザイナー物件が得意な会社に依頼してしまうと、良い住宅なのに自分には合っていないということになります。得意とニーズを良く把握しておくことが何より大切です。
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